story.7 山田 昭太

有料老人ホーム施設長
※取材時グループホーム介護スタッフ(2022年2月昇進)
山田 昭太

仕事音楽という主軸。

地元で活動し続けたいというビジョン。
前職は工場に務めていましたが、地元で生活を続けながら人と関わるような仕事に就きたいという想いがあり、地元や地域に密着したアースに入社しました。介護職は未経験でしたが、グループホームという軽度~中度の利用者様中心の施設で、先輩方から介護の基本を一から丁寧に教えていただき、良いスタートを切ることができたと思っています。工場勤務のときは男性社員ばかりでした。介護職では女性が多いので、仕事の仕方や雰囲気が全く違うなと思いましたが、親しみやすい雰囲気で次第に慣れていくことができました。地元にこだわる理由のもう一つは音楽活動です。高校時代からフルートを演奏しており、島田公共吹奏楽団に入団し6年程で、現在は副代表を務めています。通常では月1のペースで本番がありますので、土日のどちらかを希望休で調整していただき出演しています。週2回の練習と月1回の本番、ホールや地域のお祭り、イベントでの依頼が中心です。年間を通しては、島田市主催のイベントをメインに出演しているので、活動を続けながら仕事をしています。
音楽活動と両立のキャリアアップ
仕事の方でもキャリアアップをしていきたいので、2020年の4月に介護福祉士実務者研修を取得しました。さらに上に介護福祉士という国家資格があります。介護福祉士実務者研修の取得と実務経験の期間が満了したら受験資格を得られますので、介護福祉士の資格取得が現在の目標です。アースでは働く人に積極的に資格を取ってもらおうという環境を整えていて、入社後1年で、100%会社負担で実務者研修を受講できます。スクーリングも勤務扱いとなり、資格取得後は資格手当として給与に反映されます。頑張ったことがそのまま認められますから、自分としても目標を達成するために頑張りたいと思います。 音楽活動では、「しまだ元気市」や、5・10月の「ばらの丘フェスティバル」、8月の「大祭」、6・11月の「市民音楽祭」と「市民文化祭」、「成人式での国歌斉唱のバック演奏」など、おおよそ演奏の時期が決まっているので、自分のペースで仕事も音楽活動も両立できていると感じています。
職場でもプライベートでも自分らしく。
楽団の練習は夜なので、練習日が仕事の場合、遅番でも19時に終わりますので、それから支度をしても練習に間に合います。楽団で定期的に練習室を借りているので仲間と練習したり、個人練習をすることもあります。 音楽のほか、休日は自宅でゆっくりと過ごすことが多いです。紅茶が好きで、行きつけの紅茶専門店に出かけては、持参した茶缶いっぱいに茶葉を購入して、家で淹れて楽しんでいます。出勤がある日ですと茶器の準備や後片付けなどいろいろと手間に感じるので、休日ならではの楽しみにしています。 グループホームでは職員が業務を行うほか、食事の片付けや洗濯物を畳むといった、ちょっとした日常の作業をご負担がない程度に利用者様と一緒に楽しみながら行います。すべての作業を職員が行ってしまいますと、利用者様は特にすることがなくなってしまいます。比較的運動ができる方や足が不自由な方もいらっしゃるので、その方に合わせた日常を感じられるように気を配っています。

1day schedule

PM4:00 出勤
利用者様のお着替えをお風呂場にセットし、翌日の準備をします。日勤者から申し送りをもらい、夜間の対応を日勤者と相談します。
PM5:00 夕食
利用者様をお席に誘導し、遅番者が用意した夕食を配膳していきます。夕食を済ませた利用者様から歯磨きやお手洗いの介助をします。
PM8:30 就寝/清掃
利用者様をお部屋にお送りし、就寝していただきます。その後フロアの清掃や手すり、テーブル、椅子、床などの消毒作業をします。
PM10:00 巡視
利用者様が快適にお休みになっているか1部屋ずつ確認します。午後10時から午前4時は2時間ごと回り、お手洗いで起きられる方の誘導も行います。