story.4 橋本 優

理学療法士 橋本 優

人の役に立てる仕事を。

理学療法士として長い人生に関わりたい。
小さい頃から人の役に立てる仕事がしたく、医療職に興味がありました。学生時代に理学療法士という仕事を知り、リハビリを通して患者様や利用者様と関わり、生活をサポートする仕事にとても魅力を感じました。大学卒業後は回復期リハビリテーション病棟に勤務し、患者様が病気や怪我の治療を受けられてから回復されるまでの数カ月の期間を担当していました。入院時に患者様へ住宅環境のアドバイスをするのですが、日常生活での実行が難しく、1回目と同じ怪我で入院となってしまうケースがあり、もどかしく感じていました。そこで回復期だけでは補えない、後の長い人生を送る自宅や施設での生活に関わりたいと思い、アースに入社しました。今では長い期間で状況が日々変わる中、その時に合わせて動作や道具を提案できているかなと思います。また、施設でのリハビリは一人職場となるので、不安がありましたが、アースには「ふるーら静岡石田」以外にも有料老人ホームがあるため、各施設の機能訓練士による組織横断的なチームで、月に1回ミーティングを行っています。このミーティングは症例検討や不安なことを相談する等、情報交換・情報共有の機会となっています。
職種を超えて互いに支え合える環境。
施設では、多職種によるチームで入居者様に関わっています。看護師や介護職等とのミーティングもあり、一つの症例や相談に対して多職種から専門的な意見をもらうことができます。老人ホームは介護の現場ですが、他にも医療職がいるため、医療職同士の話ができるというのはとても支えになります。一人職場ですと自分の考え方だけになりがちですが、一人で抱え込まなくてもよいので、安心して仕事ができています。多職種の意見を取り入れながら、今後はさらにリハビリの質を上げ、入居者様一人ひとりに寄り添い、日常生活をサポートしていきたいと考えています。入居者様の生活に関わっているので身体機能面だけではなく、日常生活が少しでも楽しくなるような、気分転換できるリハビリを提供できたらと思います。
入居者様や仲間とふれあい充実した日々。
リハビリ時には入居者様といろいろなお話をします。日常生活や時事問題、趣味や入居者様の若い頃のお話、旅行が好きな方からおすすめの場所など、知らないことをたくさん教えていただき、とても勉強になり楽しいです。月に1回行われるチームのミーティングでは、仕事上の悩みを相談できる時間があります。誰かの悩みに対して、他のメンバーからいろいろなアドバイスを受けたり、意見を交換したり、自分がアドバイスする側になったりするので、自分自身の精神面と向き合う時間になっています。定期的にこのような時間が設けられていることはとても嬉しく思います。休日は仕事のことをあまり考えず、リフレッシュできるように心がけています。外出や、旅行に行くのが好きなのですがコロナ禍で今は難しいので、自宅で動画を観ながらヨガで身体を動かしたり、ドラマを観たりして充実した時間を過ごしています。一人職場で最初は不安でしたが、一人じゃなく、チームで意見交換やアドバイスをし合える環境は、アースの魅力だと思います。

1day schedule

AM 8:30 出勤
計画書や記録、書類作成などの書類業務を行います。また入居者様が夜間に変わったことがなかったかなど、記録で確認します。
AM 11:00 ミーティング
各施設の機能訓練士が月に1度集まり、ミーティングを行います。焼津市の施設で行うため、車で移動します。ミーティング後は自施設に戻ります。
PM 1:00 リハビリ/書類業務
集団リハビリや必要に応じて個別リハビリに入ります。その後は入居者様のリハビリメニューの検討や、リハビリ時の様子を記録したり、書類業務をします。
PM 5:00 申し送り
介護士や看護師、相談員、ケアマネジャーといった多職種が集まり、入居者様についての情報共有や連絡事項を伝えます。